- Interview #8
- ソリューション事業部
係長 - Tomoki Uzawa鵜澤 智貴
- 2016年入社
Profile
建築学科出身。就職活動時、一つの専門領域にとどまらず、広範的な知識を身につけたゼネラリストになることを望む。漠然とした想いを抱くなかで出会ったインヴァランスに、あらゆる分野の知識を深めながら成長を続けられる予感を抱き、入社を決意する。
ゼネラリストになりたい。
漠然としていた、
だけど本気だった。
幼い頃から知的好奇心が旺盛なタイプでした。なかでも建物に強い関心があり、その原体験となったのは実家の建替えです。意匠を凝らし、丁寧に仕上げられた部位を一つひとつ重ねて、大きな家を組み上げる。その光景に心を奪われてから、建物のことをもっと知りたい、学びたいという想いが芽生えるようになり、大学時代は建築学科へと進学。興味のあることを好きなだけ学べる環境が嬉しくて、充実したキャンパスライフを過ごしていました。しかし、就職活動が始まったタイミングで、進路に対する迷いが生まれました。同級生たちが“王道”であるゼネコンや建築事務所の技術職を目指す中で、自分は一分野を突き詰めていくよりも、広範な知識を身につけ、それを活かせる仕事がしたかった。いま振り返ると、かなり漠然とした考えでしたね。明確なキャリア像を描けていませんでしたが、気持ちだけは本気だったんです。思いを募らせながら、出会った会社がインヴァランス。物件の開発から販売までを一気通貫で手がけるワンストップ体制があるので、様々な工程で経験を積めることや、あらゆる知識を備えたゼネラリストへと成長できるかもしれないと予感し、入社を決めました。まずは初期配属先であった営業部で、社内に蓄積された不動産投資や金融リテラシーのナレッジを学びました。
“分からない”が原動力。
知的好奇心によって腕が磨かれる。
入社2年目を迎える頃、私に転機が訪れます。売買契約から物件の引渡しまでを担うソリューション事業部において、メンバーの社内公募がはじまったんです。応募条件である宅建資格は建築学科時代に取得していたので、常に知識を要する環境で自分の市場価値を高められるチャンスだと確信し、真っ先に手を挙げて異動が決まりました。当事業部はインヴァランスの契約専門部隊。投資用不動産のお申し込みをいただくお客様が、資産形成への第一歩目を踏み出せるようにサポートをします。契約と一口でいっても、物件の重要事項説明から、金融機関、火災保険会社、司法書士など、各所と密に連携し、複雑な手続きを進めることがミッションです。当然ながら、はじめはわからないことだらけでした。でもその分、持ち前の知的好奇心が刺激されたのでしょうか。成長の余地だと、ワクワクする自分がいました。
物件の購入は、大多数のお客様にとって一生に一度のご決断。不安を持たれている方もいらっしゃいます。私たちの役目は契約を進めることに加えて、コミュニケーションを通してご安心いただくこと。時にはファイナンシャルプランナー視点でのアドバイスも行うため、業界業種・法律や税金にまつわるゼネラルな知見が求められます。この仕事を究めることは、知識をいかに幅広く、深く習得していくかに比例します。知的好奇心が強い私にとって、それは苦ではありませんでした。
契約の数は、
築いた信頼の数。
業務の中で、お客様から「そこまでしてくれるんですね」と驚かれることがあります。それもそのはず、契約手続きを請け負う人とだけ聞くと、単純作業的な印象がありますが、実際はその真逆。長ければ半年に及ぶ手続きの中で、一人ひとりのご職業や購入理由に寄り添い、最適な伴走ができるよう日々試行錯誤しています。その一例として、ローン申請を行うために、金融機関にお客様の情報を連携するフェーズがあります。そこでは単にプロフィールを共有するのではなく、その方のパーソナリティや在籍する企業の将来性といった情報まで、根拠とともに伝えることを意識しています。スムーズな手続きは、お客様への価値提供であり、自分自身もお客様のことを理解し、納得感を持って仕事をすることに直結するからです。そのためには、物件を購入しようとしているお客様と真摯に向き合い、深く知る。様々な角度からの質問に的確に答えながら不安を解消する。その積み重ねを企業としての信頼へと繋げていく。それが私たち契約担当者の存在意義だと思っています。
そして、私には密かな野望があります。それは今の部署を日本初の契約専門ブランドへと育て上げること。不動産や法律、税金や相続などの知見を網羅するゼネラリストを育成し、社外からも依頼がくるプロフェッショナルチームを牽引したい。今以上に、もっともっと貪欲に学び続ければ、描く未来に辿り着けると信じています。
Tomoki Uzawa’s WAY